和のギフト

和のギフト

風鈴は昔から喜ばれる贈り物の1つ風鈴は昔から喜ばれる贈り物の1つ

昔から今に至るまで、人はいろいろな理由を見つけては他人に対して贈り物をしてきました。贈り物をされれば贈り返す必要が出てきますし、贈り物も継続しているうちに習慣や伝統、文化になります。
贈り物として世の中には最適な商品がいろいろと存在しますが、仮に今度の贈り物に迷っているなら、和雑貨を贈ってみませんか? 和雑貨は贈り物として優れているだけでなく、贈り方でも粋な演出が可能だからです。
そこで今回は、和のギフトと和のギフトの贈り方を考えてみます。

和のギフトは、贈り方にも演出がある

土鍋も喜ばれる和のギフト。長く使えるアイテムを土鍋も喜ばれる和のギフト。長く使えるアイテムを

通常贈り物とは、包装紙に包んで手渡して終わりです。紙袋に入れたまま渡す場合もありますが、いずれにせよ贈り物を販売するお店が用意した包装紙でラッピングをした状態になります。
しかし、和のギフトの場合、自分で風呂敷を用意すれば、贈り方そのもので演出が可能です。自前の風呂敷に包んで持参し、相手に渡す前に風呂敷を解いてから手渡せば、単に紙袋で渡すだけの贈り方とは違った喜びが相手に生まれます。
特に日本の伝統文化である風呂敷という布を使っているので、贈られる相手も見慣れない所作に興味がわきます。包んで運んで解いて手渡すという一連の行為に、ちょっとした特別感が出るのです。

風呂敷はどんな贈り物でも美しく包める

はしは日本人なら誰でも喜んでくれるギフトはしは日本人なら誰でも喜んでくれるギフト

風呂敷はご存じの方も多いと思いますが、単なる布なのでどんな形のギフトも上手に包めます。例えば日本酒のような瓶も「巻き包み」という方法で対応できますし、瓶2本を同時に包み、握り手まで作る包み方もあります。
書類やノートなど薄い贈り物も包めますし、スイカのような球体のギフトも、「球包み」という技法で美しい包装が可能です。
柄も用途によっていろいろと変えられますし、大きさも一辺が45センチメートルほどの小さな風呂敷から、一辺が2メートル30センチメートルもある巨大なタイプもあります。繰り返し使えるので地球にも優しいです。和のギフトを贈る際には、風呂敷の使い方も同時に覚えてください。

贈るアイテムは、扇子から土鍋までいろいろ

一風変わった和の照明もギフトに最適一風変わった和の照明もギフトに最適

和雑貨は基本的に何でもギフトの対象になります。日本で生まれた扇子は和のギフトとして人気ですし、手ぬぐいは外国人観光客にもかなり人気があります。のれん、風鈴、お香、和ろうそく、和照明、和の食器、はし、お盆、台所道具、鉄瓶、土鍋に至るまで、贈り物になる商品はいくらでもあります。

鉄瓶は持っている人が少ないのでギフトにも向いている鉄瓶は持っている人が少ないのでギフトにも向いている

どれも生活の中で使えるありがたい商品でありながら、値段がそれほど高くはないので受け取る側も遠慮なく喜べるという特長もあります。和雑貨はギフトとして優れているだけでなく、風呂敷に包んで持参すればさらに演出も可能なので、贈り物には最適です。
もちろん外国人に何かを贈る際にも和雑貨は喜ばれるので、積極的に取り入れてください。